演劇鑑賞会
今日は「劇団もこもこ」さんによる人形劇「したきりすずめ」を鑑賞しました!
皆さんはしたきりすずめのお話を知っていますか?
おじいさんが連れてきたすずめをとても可愛がっていたのですが、おばあさんがご飯を炊いて洗濯のりを作ったのですが、すずめが「おいしそうだな」と食べてしまいました。
すると「せっかく作ったのりを食べるなんて、なんてすずめだ!」とおばあさんは怒ってすずめの舌を切ってしまいました。
すずめはいなくなってしまい、帰ってきたおじいさんは大変悲しみ、探しに行きました。
足を棒にして探し回りすずめの家に着くとおもてなしの振る舞いを受け、お土産に小包をもらいました。
「大きい方と小さい方どちらがいいですか?」おじいさんは小さい方を選び、約束を守って家に着いてから開けると大判小判がざっくざく!
「あのすずめ、そんなに金貨を持っているのなら早くくれたらよかったのに」とおばあさんはもっとたくさん貰おうとすずめの元へ。
欲深いおばあさんはすずめから大きい方の包みをもらい、我慢できなくて途中であけると…
中からお化けたちが出てきて「助けてくれ~」となりました。
子どもたちはとても集中して見ていて、時に近くの友だちと笑い合ったり身を乗り出している姿がありました。
終わった後には「楽しかったね!」という声が聞こえてきました。
舞台上では人形を持って演じていたり、歌を歌い、小道具を出すことを4人の方がされていました。
実は人数が足りないということで、舞台裏では濱野先生が音楽を鳴らすなどの応援に入っていました。
裏では、実に素晴らしいフォーメーションで、常に人形を動かし4人が素早く動いている様子に感動したということです。
子どもたちにいいものを見せようと一生懸命練習をし、公演していただいたのだと思います。
「劇団もこもこ」さん、ありがとうございました。
子どもたちは部屋に戻るとチュンチュンごっこをしていたり、感想を口にする姿がありました。
年長さんは人形についている棒に関心を持ったようです。
昔話のお話に親しみ、その世界観を楽しむ機会となりました。